小学校入学のお祝いのおすすめは?
小学校入学のお祝い相場は5,000円から10,000円程度といわれています。
もちろん、ママ友としてプレゼントする場合よりじぃじばぁばが孫にプレゼントする場合はもっと高額となることがあるようですが、ポイントは「こんなものもらっても…」と言われないものを選びたいところです。
では、もらう側の意見を参考に、喜ばれやすい入学祝いを紹介しましょう!
ママの本音は「入学祝い、何が欲しい?」
お祝いの品は、もらった側は「いただいたもの、ちゃんと使っていますよ!」というアピールをしたくなるものです。
しかし、出産祝いでもありますよね?ベビーカーが2台になってしまったり、バウンサーが2台、ベビーベッドが2台…とりあえず置いておくようなスペースもなければ、転売するわけにもいかない。嬉しいけれど困り物です。
ママの本音としては「小学校入学祝い、何が欲しい?」と聞いてくれることが一番嬉しいものです。
近しい間柄であれば、できる限り何が欲しいのかを聞いてあげましょう。
ちなみに、小学校の入学祝いで2つあると困るのは
ランドセル
自転車
地球儀
図鑑(しかも全集)
国語辞典
筆箱(ペンケース)
などのようです。
ただ、2つにならなければ嬉しいものばかり。誰かからもらう予定がないなら問題ないので、やはり聞いてから用意するのがおすすめです。
では、喜ばれるお祝品を5つご紹介しましょう。
自転車
親族として喜ばれるのはだんぜん「自転車」のようです。
10,000円以上することと、小学1年生サイズの自転車は高学年までに買い替えないといけないので、子育て家庭では苦しい出費となるためです。
できるなら、「小学校の入学祝いに自転車を買ってあげたいから、一緒に自転車屋さんにいこうよ」と誘ってあげましょう。かならず喜ばれる入学祝いです。
自転車は本人が気に入ったものがベストですが、ある程度親が足つき具合を確認してあげる必要があります。
プレゼントする側としては、サプライズとして持っていきたいところですが、本人同伴で選ぶのがおすすめです。
ランドセル
これも親族からのプレゼントとして喜ばれます。
ただ、できるなら通うこととなる小学校でどのようなランドセルが人気なのかを知っておく必要があります。
昔は、男の子は黒、女の子は赤というのが普通でしたが、いまはいろいろなカラーバリエーションがあります。
かといって、パステルカラーのランドセルを使っている子がほとんどいない小学校に通うのに、ピンクのラメ入りランドセルをプレゼントしたら、完全に浮いてしまいます。
ご自身が新しい職場で働くこととなったら、ビジネスバッグやスーツ、靴などを選ぶのは勤務1週間後にしませんか?職場の雰囲気を確認してから買いに行きますよね。
小学校も一つの社会です。子供が変な印象で見られないように、無難なものを選ぶことが必要となります。
プレゼントするのであれば、ママにその辺りを確認してから購入しましょう。
シューズ・スニーカー
小学校への登校は、社会人で言えば通勤です。
大人でも新しい、好みの靴を履けば、なんとなく気持ちも明るく通勤電車に向かえるものですよね。
小学生も同じです、好きなスニーカーならば、「行ってきまーす」の声がするや否や、玄関を足早に出ていけるというものです。ぜひ、本人が好きそうなデザインのものを選んであげてください。
小学校入学祝いとして人気なのは、前述の自転車同様、すぐに成長するために買い替えサイクルが早いためです。
また、すぐに泥んこになること、夏には涼しいスニーカーが必要となるためです。
値段も5,000円程度と安くないため、ママからも喜ばれるようです。
文房具
消耗品である文房具は昔からおすすめの入学祝いです。
特に鉛筆やノートなどはいくらあっても困りませんし、場所もとりません。
ただし、注意点が2つあります。
ひとつは、「かきかたえんぴつ」として昔は「B」「2B」あたりの芯が通常でしたが、現代の小学生は筆圧が弱めであるため、「4B」などを指定する学校もあります。できるなら、確認してからプレゼントしましょう。
もうひとつは、鉛筆の持ち方もこれから学んでゆきますので、一般的な六角形のものでなく、丸型や三角形型の鉛筆が指定される場合があります。こちらも確認できるならなお良いでしょう。
図鑑
図鑑の全集も、昔から人気の高い小学校の入学祝いです。
最近は価格帯も様々ですが、子育て世帯で自ら購入するにはとてもハードルの高いものです。
学校の図書館や、児童館などにいけばもちろん見ることができるので買う必要は無いように感じますが、自宅で暇つぶしとして見るだけでも十分な学習効果があります。
また、夏休みの自由課題を考えるときにヒントがたくさんあるので、利用価値は十分にあります。
最近はDVD付きの図鑑も出版されています。
字がまだ読めない小学1年生でも学習ができるのでとてもおすすめです。
全巻セットとなると20,000円以上になることもありまあすので、その子の好きなテーマを3冊だけといったプレゼントでも喜ばれると思います。
実際、全巻セットは嬉しいけれど、置く場所に困ることは確実なので…
わたしは釣りに行くときに、車の中で図鑑のDVDを写して見せていたりもしました。わりと面白いので好評でした。
まとめ
小学校の入学祝いに喜ばれるもののポイントは3点。
1 他の人とプレゼントが重ならないように、できる限り希望を聞いてあげる
2 必要なものを買ってあげることで、家計的にも喜ばれるものにする
3 プレゼントする側の気持ちでなく、もらう側の便利さや必要性を最優先して選ぶ
ことです。
そして高額となりすぎないこと、入学祝い金とは別に用意してあげることでしょう。
ちなみに、入学祝い金を渡すのであれば、入学祝い品は鉛筆などにして一緒に渡すとよいでしょう。